@article{oai:muroran-it.repo.nii.ac.jp:00010415, author = {中村, 竜太 and 貴嶋, 紗久 and KIJIMA, Saku T. and 清山, 史朗 and TOKURAKU, Kiyotaka and 徳樂, 清孝}, issue = {1}, journal = {廃棄物資源循環学会論文誌 = Journal of the Japan Society of Material Cycles and Waste Management}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 本研究では,近年の廃棄物溶融炉の増加に伴い排出量が増大しつつある廃棄物溶融スラグ (以下スラグと略記) の新規活用法を検討した。はじめに,スラグの微生物増殖に与える影響を調査した。大腸菌に対しては,振盪培養条件下でのスラグの添加は増殖に有意な影響を与えなかったが,静置培養条件下においては約80%の増殖抑制効果が観察された。同様に,魚飼育水槽由来の水生微生物に対しても静置培養条件下で増殖が約80%が抑制された。以上の結果より,スラグは,水槽や花瓶のような,水が大きく撹拌されない静置条件下において,水防腐剤として活用できる可能性が期待された。次に,実際に熱帯魚飼育水および切り花生け水の防腐剤として活用できるか検討した。その結果,ネオンテトラ飼育水槽にスラグを投入することにより水槽内での藻の発生が3ヶ月以上抑制された。また,キク切り花の生け水に対しては1ヶ月以上の防腐効果が見られ,さらに1.7倍の花持ち延長効果が観察された。また,スラグの投入がネオンテトラの生存率や,今回調査した7品種の切り花の花持ちに悪影響を与えなかったことから,スラグが水槽や花瓶等の防腐剤として有効活用できることが示唆された。}, pages = {25--32}, title = {廃棄物溶融スラグの水防腐剤としての機能評価}, volume = {23}, year = {2012}, yomi = {キジマ, サク and トクラク, キヨタカ} }