@article{oai:muroran-it.repo.nii.ac.jp:02000021, author = {塩谷, 亨 and SHIONOYA, Toru}, journal = {北海道言語文化研究, Journal of Language and Culture of Hokkaido}, month = {Mar}, note = {同じポリネシア諸語に属する三つの同系言語、サモア語、タヒチ語、ハワイ語について、文頭にどのような要素が現れるのか比較した。その結果、文頭で用いる前置詞について、サモア語では一貫して前置詞‘o が用いられるのに対し、タヒチ語やハワイ語ではそれ以外の前置詞を用いる比率が高くなっていること、タヒチ語ではハワイ語に比べて定冠詞や指示詞の文頭での出現率が高いこと、時制・相指標が付加されていない動詞の文頭での出現率がサモア語において特に低く、逆にハワイ語で高めになっていること、が明らかになった。また、このような出現率の違いについて、同様の環境・意味でそれぞれの言語が異なる構造を用いて表現していることが要因となっていると説明できることを示した上で、それぞれの言語がもっている文構成上のいくつかの原則を示した。}, pages = {117--139}, title = {サモア語、タヒチ語、ハワイ語の文頭句について}, volume = {19}, year = {2021} }