@article{oai:muroran-it.repo.nii.ac.jp:00005382, author = {塩谷, 亨 and SHIONOYA, Toru}, journal = {北海道言語文化研究}, month = {Mar}, note = {application/pdf, タヒチ語では百以上の数を表す表現において、「百」、「千」、「万」など桁の基準となる数の単位を表す数詞に二つの種類がある。タヒチ語固有の伝統的数詞と英語から入った外来語数詞の二つである。伝統的数詞は現在では使われなくなってしまったが、タヒチ古来の伝承の中には多数残っている。古いタヒチの伝承を多く収集したHenry(1928)に含まれている用例を見ると、これらの伝統的な数詞は単独で用いて、「百」、「千」、「万」、「百万」のような漠然とした数を表すのに用いられていた。また、その表わす数値についても曖昧な点が見られた。このようなことから、これらの数詞が示す数値の厳密性には疑問の余地があることは否定できない。しかしながら、これらの伝統的数詞の間に数値の大きさの序列の階層的な関係があること裏付ける例もあり、一桁の小さな数詞から莫大な数を表す数詞へと連続して拡大していく数詞システムの存在が認められた。}, pages = {1--6}, title = {古いタヒチ語テキストにおける百以上を表す数表現}, volume = {10}, year = {2012}, yomi = {シオノヤ, トオル} }