@article{oai:muroran-it.repo.nii.ac.jp:00009601, author = {境, 昌宏 and SAKAI, Masahiro and 髙橋, 裕喜 and TAKAHASHI, Hironobu}, issue = {12}, journal = {材料と環境, zairyo-to-kankyo}, month = {}, note = {application/pdf, ギ酸溶液中での銅の腐食挙動に及ぼす溶存酸素の影響を調べるため,脱気および大気開放下で,0.002 mol/Lギ酸水溶液中にリン脱酸銅管を5日間浸漬した.大気開放下の試験水中に浸漬した銅管には亜酸化銅と思われる茶褐色皮膜が形成するのに対し,脱気下の試験水中に浸漬した試料表面の金属光沢は5日間維持される.銅を浸漬したギ酸溶液のpHは浸漬期間の増加とともに上昇するが,このpH上昇は溶液の脱気によって抑制される.脱気した溶液中の溶出銅原子濃度は浸漬時間とともに徐々に上昇し続けるのに対し,大気開放下の溶液中の銅原子濃度は急増した後,一定値で推移する.これは,溶出した銅が亜酸化銅皮膜として銅表面に再析出したためと思われる.大気開放下のギ酸水溶液に28,56,84日間浸漬した銅管には蟻の巣状腐食が発生した.以上より,溶存酸素は銅の蟻の巣状腐食に必要な因子の一つであることが判明した.}, pages = {510--514}, title = {ギ酸溶液中におけるリン脱酸銅管の腐食挙動に及ぼす溶存酸素の影響}, volume = {65}, year = {2016}, yomi = {サカイ, マサヒロ and タカハシ, ヒロノブ} }