@article{oai:muroran-it.repo.nii.ac.jp:00009666, author = {山田, 敦士 and YAMADA, Atsushi}, issue = {1}, journal = {北海道言語文化研究, Journal of language and culture of Hokkaido}, month = {}, note = {application/pdf, パラウク・ワ語(オーストロアジア語族、中国雲南省)のとという形式は、従来、後続する品詞の違いに対応する有標的な連体修飾標識とみなされてきた。本稿では、これらを名詞構造化(以下、名詞化)にかかわる形式ととらえ直し、それぞれの特徴の記述をおこなう。について、動詞性従属部の名詞化機能を第一義としてもつ形式であり、名詞化に際しては名詞の意味役割による制限が存在する。名詞化された上で、先行する名詞との間に、名詞連続的な同格関係あるいは修飾関係といった統語関係を結ぶ。両者の違いは、先行詞となる名詞と名詞化される動詞句との項関係の有無である。テクストにおける分布をみると、前者がかなり優勢にみえる。一方、は単に強調的意味を示すのではなく、前置される名詞が分離可能物か否かが生起の基本原則である。自体、おそらく動詞(求める、保有する)の連体修飾用法から派生してきたと考えられ、このような分離可能に関する性質の反映もその原義に由来すると考えられる。(注:""については本文参照)}, pages = {87--97}, title = {パラウク・ワ語の二つの名詞化標識}, volume = {16}, year = {2018}, yomi = {ヤマダ, アツシ} }